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2016年度中間決算発表

各企業の20173月期に向けた業績見込みと上期の中間決算が出てきているのでまとめてみます。

キヤノン

キヤノンは10月26日、201612月期の通期業績予想(米国会計基準)の下方修正(当初予想より)を発表しました。

営業利益 2,650億円 → 2,350億円 (前期比-33.8%)

当期利益 1,800億円 → 1,650億円 (前期比-25.1%)

売上高 35,200億円 → 33,600億円 (前期比-11.6%)

下表修正に対して田中稔三副社長は、円高と新興国市場の停滞長期化に加え既存事業の成熟化を理由としてあげました。
また、カメラはコンパクトタイプの販売台数が大きく落ち込んでいること、オフィスビジネスも売上が15%減少し、既存事業の大きな伸びが期待できない中、新規事業の種まきをしているが今のところ思ったほどのスピードで育っていないとの説明をしました。
また、東芝から買収する東芝メディカルシステムズについては、各国の競争法審査が未完了であると説明しました。

営業利益 2,650億円 → 2,350億円 (前期比-33.8%)

当期利益 1,800億円 → 1,650億円 (前期比-25.1%)

売上高 35,200億円 → 33,600億円 (前期比-11.6%)

下表修正に対して田中稔三副社長は、円高と新興国市場の停滞長期化に加え既存事業の成熟化を理由としてあげました。
また、カメラはコンパクトタイプの販売台数が大きく落ち込んでいること、オフィスビジネスも売上が15%減少し、既存事業の大きな伸びが期待できない中、新規事業の種まきをしているが今のところ思ったほどのスピードで育っていないとの説明をしました。
また、東芝から買収する東芝メディカルシステムズについては、各国の競争法審査が未完了であると説明しました。

 

リコー

リコーは1027日、20173月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正すると発表しました。

従来予想よりも連結税引き前利益が28.3%減の380億円になる模様です。

営業利益 400億円 (前期比-61%)

純利益  180億円 (前期比-71%)
従来予想の300億円に対して52%減

売上高 2100億円 (前期比-9%)

同時に、4-9月期の連結税引き前利益の報告もあり、前年同期比-71.4%の152億円になり、従来予想の200億円よりも大幅に減少になるということです。

これに対して山中執行役員は、「円高にとる海外収益の目減りと構造改革による費用計上があった。」という説明があり、構造改革の詳細についての質問には「明示できる段階でお話しする。」というコメントにとどまりました。

 

パナソニック

パナソニックは1031日、173月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正しました。

営業利益は当初の予想3,100億円に対して2,450億円に、当期利益は1,450億円を1,200億円になるとの発表でした。
売上高は76,000億円が72,000億円となるとのことで、このうち3,600億円が円高の影響によるものとのことです。

また同時に4-9月期(米国会計基準)の報告があり

売上高 34,954億円 (前年比-7.0%)

営業利益 1,446億円 (前年比-27.8%)

当期利益 1,199億円 (前年比-7.7%)

住宅用太陽光発電システム事業などのエコソリューション部門、及び映像・イメージイング事業などのAVCネットワークス部門が減収減益だった模様です。

下方修正発表に際して津賀社長は、「二次電池の赤字は電気自動車(EV)関係の先行投資であって必要な赤字である。太陽電池分野でテスラモーターズとの提携について検討をスタートした段階であり、まだ明確に決まったことはないし、これから大きな投資をする考えはない。」とコメントしました。

 

ソニー

ソニーは1031日、173月期の連結純利益予想を下方修正しました。

連結純利益は、従来予想に対して25%減の600億円になるとの発表でした。
営業利益は、同じく従来比で10%減の2700億円、売上高は変更なく74,000万円の見込みであるとのことです。

会社コメントとしては、電池事業の村田製作所への譲渡に関連した損出計上による修正とのことです。

 

シャープ

シャープは111日、17年度の中間決算を発表し、同時に173月期の見通しを発表しました。

4-9月期は、

売上高  9,196億円 (前年比 -30%)

営業利益 7,900万円 (黒字化、前年同期は251億円の赤字)

となり、中間期として2年ぶりの黒字になった模様です。

173月期の連結最終損益は、418億円の赤字予想とのことで、前年の2,559億円の赤字から大きく改善する模様です。

売上高  2兆円(前年比 -19%)

営業利益 257億円(黒字化、前年1,619億円の赤字)

戴正呉社長のコメントは、経営の効率化、鴻海への生産委託などによるコスト削減が進んでいる。今後は取引先との不利な契約を鴻海の力で見直していく、とのことです。
中期経営計画については、来年4月を目途に発表したいというコメントにとどめました。

 

ニコン

ニコンは118日、173月期の通期見込みを発表しました。

連結最終損益は60億円の赤字(前期は182億円の黒字)となる見通しとのことです。
従来予想よりも360億円下方修正となります。

売上高  8,000億円 (前期比 -2%)

営業利益 490億円 (前期比 +55%)

会社コメントは、人員削減などに伴う構造改革費用480億円を計上することが響いている。今後も世界で開発や生産、販売の最適化を検討していく、とのことで更なる構造改革の可能性を示唆しました。

 

東芝

東芝は118日、173月期の通期決算見通しを発表しました。

連結最終損益(米国会計基準)が1,450億円の黒字(前期は4,600億円の赤字)になる見通しとのことです。

売上高 54,000億円 (前期比 -5%)

営業利益 1,800億円 (前期は7,087億円の赤字)

半導体が好調で、半導体部門の営業利益が当初予想を約980億円上回る模様で、合理化なども奏功したとのこと。
合理化が遅れている映像事業などで人員削減や拠点再編などを一段と進めるとのコメントがありました。

 

電機大手8社の173月期連結業績予想

通期売上高 通期営業利益
日立 90,000(▲10) 5,400(▲15)
パナソニック 72,000(-) 2,450(-)
ソニー 74,000(▲9) 2,700(▲8)
東芝 54,000(▲5) 1,800(黒字化)
富士通 45,000(▲5) 1,200(▲1)
三菱電機 41,500(▲6) 2,500(▲17)
NEC 28,800(2) 1,000(9)
シャープ 20,000(▲19) 257(黒字化)

カッコ内は前期比%、単位は億円、▲はマイナス。

 

電機大手84-9月期の連結業績

売上 営業利益
日立 43,537(▲9) 2,328(▲15
パナソニック 34,954(▲7) 1,446(▲28)
ソニー 33,021(▲11) 1,019(▲45)
東芝 25,789(▲4) 967(黒字化)
富士通 20,850(▲7) 258(黒字化)
三菱電機 19,723(▲4) 1,217(▲4)
NEC 12,0120(▲8) 37(▲80)
シャープ 9,196(▲28) 0(黒字化)

カッコ内は前期比%、単位は億円、▲はマイナス。

 

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