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シャープ/鴻海、対サムスン液晶パネル供給中断

1215日の日経新聞によると、シャープと鴻海が共同運営するSDPからサムスン電子向けに出荷しているテレビ用大型液晶パネルの取引を2017年に中断するとのことです。

価格交渉が折り合わなかったようですが、シャープの自社ブランドテレビの拡大戦略を本格化するために、ライバルであるサムスンに対して強気に出たように見えます。
SDPの経営も決して順調なわかではなく、最大顧客であるサムスンを失うことで工場の稼働率低下を招き更なる経営悪化のリスクもあるはずなのですが、自社向けテレビ需要の拡大に自信を持っている様子です。

SDPの業績悪化の一因が、液晶パネルの単価下落にあったこともあり、現状、新興国での大型テレビの需要拡大を背景に、液晶パネルの需給がひっ迫してきていることも、シャープが強気になっている背景かと思われます。

シャープは、「アクオス」ブランドの世界での販売台数を18年度に現在の2倍の1,000万台にする目標を掲げており、一気に攻めに転じているようです。

これが、鴻海流の経営なのか、テリー・ゴーのやり方なのか、いずれにしても今までのシャープ経営とは明らかに違うように思います。

一方、サムスンは、SDPからの調達が出来なくなる代替え先の検討を始めたようで、ライバルのLGとの交渉が始まっているようです。

この2社もライバル関係にあるため、この代替え供給を受け入れるかどうかも注目したいところです。

ここ数年、悪いニュースばかりのテレビ業界でしたが、今後の動きからは目が離せませんね。

 

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